トップページ トップページ WERUへメール トップページ
WERUについて 年間スケジュール イベント 会員の活動紹介 会員募集
2006年度
2005年度
2004年度
2004年10月19日(火)

【スピンオフベンチャー】

講師:メディアドライブ(株) 代表取締役社長 松村 博
アキム(株)      代表取締役社長 森井 尹

コーディネーター:               
埼玉大学地域共同研究センター 助教授 野長瀬 裕二

↑講師名をクリックすると、講演サマリーへジャンプします。



メディアドライブ 松村氏

 


アキム 森井氏

 

 

メディアドライブ 松村氏 講演サマリー

松村氏は大手電機メーカーにてAXパソコン用ソフト等、様々な製品開発を手がけた後に退職。パターン認識技術を活用したメディアドライブを創設した。

パターン認識技術はIT系製品の基盤技術であり、多くの可能性を秘めている。 認識率の高いOCRソフト、名刺管理ソフトをはじめ、高シェアの製品を多数有している。売上高も成長し、新製品を次々と世に出している。

パターン認識技術は、音声、静止画、動画のパラメータを分析し、認識する泥臭い技術であり、ノウハウの部分が多い領域である。近年は、産学連携を通じて製品化をおこなっている。現在は、高シェア製品群が市場競合による価格低下等に直面している。そこで、アライアンスを組み、付加価値の高い領域に進出することに注力している。

メディアドライブ株式会社 
ページトップへ戻る

 

 

 

 

 

 

アキム 森井氏 講演サマリー

森井氏は、大手電機メーカーにて、生産技術、管理部門等を経てFA事業を担当する子会社の社長となった。赤字の事業部門を黒字化し、成長軌道に乗せたところで社長から退任するよう要請を本社から受けた。そこで退職し、二人の同僚と共にアキムを創業し、水晶振動子製造装置メーカーとして走りだした。

退職時にはスキルが十分であった上に、取引先が支持してくれたため初年度から5億円の売り上げを確保した。IT不況期には売り上げが伸び悩んだが、近年は急成長している。

水晶振動子の製造装置事業は、市場のプレイヤーが限られている。そのため、市場における地位確立が現在の課題である。財務的には厳しい時期をようやく乗り越え、次のフェーズをにらむところまできた。今後は、市場浸透化と新事業の模索を同時進行させつつ、企業としての人材確保等に注力する方針だ。

アキム株式会社 
ページトップへ戻る