トップページ トップページ WERUへメール トップページ
WERUについて 年間スケジュール イベント 会員の活動紹介 会員募集
トップページ トップページ WERUへメール トップページ

WERU夏合宿2006

テーマ「大学発ベンチャーの実態調査報告」

2006年7月29日(土)・30日(日)
於:財団法人 社会経済生産性本部 IPC生産性国際交流センター

●7月29日(土)

------------- チェックイン --------------

講演

「拡充すすむ大学の起業家教育」

(株)大和総研 産学連携調査部 江藤 俊太郎

「大学発ベンチャーの創出と成長戦略」

(株)大和総研 産学連携調査部 岡村 公司

コーディネーター:早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授
柳 孝一

--------------- 質疑応答 ---------------

夕食・懇親会

 

●7月30日(日)

----------------- 朝食 -----------------

講演

「我が大学の大学発ベンチャーの実績と今後の課題」

明治大学商学部 大学院商学研究科 教授 山本 昌弘

横浜国立大学大学院 国際社会科学研究科 教授 岡田 依里

コーディネーター:ウエルインベストメント(株) 最高顧問 浅井 武夫

------------ コーヒーブレイク ------------

「2006年早稲田大学アントレプレヌール研究会活動計画」

コーディネーター:WERU代表理事  大江 建

----------------- 昼食 -----------------

----------------- 解散 -----------------

講演

明治大学山本教授写真我が大学の大学発ベンチャーの実績と今後の課題

明治大学商学部
大学院商学研究科 教授
山本 昌弘

明治大学では1999年のTLO設立より産学連携を進めてきた.さらなる発展のため,2008年度に向けて大学組織の整備中である.

これまで出願特許170件,技術移転20件(いずれも2006年),共同研究84件(2005年)の実績がある.また専門職大学院の運営やビジネスプランコンテストの開催を行っている.

本学のインキュベーションセンター「明治大学アカデミーコモン」には,IP電話サービス,画像処理,マテリアルリサイクルといった技術系ベンチャーのみならず,人材ビジネスやまちづくり支援のベンチャーも入居している.

今後の明治大学ベンチャー支援の課題として,組織的,資金的課題,および学生の大企業志向への対応が挙げられる.

講演

横浜国立大学岡田教授写真我が大学の大学発ベンチャーの実績と今後の課題


横浜国立大学大学院
国際社会科学研究科 教授
岡田 依里

産学連携の熱心な活動が見られる一方で,大学発ベンチャーは全体として低調である.

学内の産学連携は,インキュベーション施設,機器分析評価センター等で技術系プロジェクトが進められている.また,前期課程の学生を対象としたインターンシップも行っている.インターンシップでは,情報メディア等24社の協力企業を得て,技術開発アシスタント経験をすることができる.

また本学大学発ベンチャーとして,リハビリテーションのシミュレーションやPETによるがん抽出等の画像処理ソフトの開発が行われた.また最近では,未来情報通信医療総合基盤センターを設立し,高周波による認定技術,ユビキタスセンターネットワーク等の研究が進められている.

今後の産学連携推進のためには,インフラのさらなる整備が望まれる.

  

講演

大和総研江藤氏写真拡充すすむ大学の起業家教育


(株)大和総研 産学連携調査部

江藤 俊太郎

起業家教育の開設数が近年著しく伸びてきている.大和総研の調査によると,全国の大学の約半数に起業家養成講座が導入されており,トップ5校でも2005年度の計36講座から,2006年度61講座と開講数を伸ばしている.

教育内容は,ベンチャー論,財務・会計,マーケティング,法務・知財戦略が多く,手法は通常の講義に加えて,ケーススタディーやグループ・ディスカッション,ビジネスプラン作成,プレゼンテーションやインターンシップと多岐に渡っている.

またビジネスプランコンテストを開催している大学もあり,実際に起業した学生がいる.今後の課題として,コンプライアンス教育の必要性が挙げられる.

講演

大和総研岡村氏写真大学発ベンチャーの創出と成長戦略


(株)大和総研 産学連携調査部

岡村 公司

 

産業活性化の切り札として産学連携が注目されている.2005年には経済産業省の目標である大学発ベンチャー1000社計画が達成された.2010年には上場企業100社を目指しており,今後ますます活性化されると考えられる.

ハイテクベンチャーでは,教育を通じた人材育成,研究による技術シーズの創出のみならず,情報や人材交流のハブとして大学が大きな役割を担うことになる.

ベンチャーキャピタルの活用には,その是非・可否が議論されている.また国立大学の法人化により大学発ベンチャーの株式の一部保有が可能となったため,知的財産の活用手段は多様化するだろう.今後,知財本部,TLO,技術開発以外の創業インフラや有能な人材の確保が大きな課題となってくる.

全体ディスカッション

2006年早稲田大学アントレプレヌール研究会活動計画

コーディネーター:WERU代表理事 大江 建

セッション前半には,大江教授より半年の活動報告,および今後の予定が発表された.これまで3回の月例会を行い,7月7日(金)には国際シンポジウム・ベンチャーフォーラムを成功裏に終えることができた.今後のテーマとして,9月の「女性企業家」,10月の「留学生と企業」 が決定している.

セッション後半では,月例会,来年の合宿,その他プロジェクトについてディスカッションが行われた.講師の方々を交えた活発な意見交換の結果,今後のWERUの活動に有益な示唆が得られた.

合宿全体像

ページ先頭へ戻る