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第11回 早稲田ベンチャーフォーラム結果発表

最優秀賞仁礼株式会社 

最優秀賞 (副賞:100万円)
仁礼株式会社
      代表者:記内 現

本年度の早稲田ベンチャーフォーラム最優秀賞は「仁礼株式会社」の記内現氏が獲得した.楽譜電子化および関連商品の販売を主なビジネスモデルとする本事業計画では,譜面を電子的な画像データとして取り扱う電子楽譜を作成し,ダウンロード販売を行うと共に,電子楽譜を薄型ディスプレイで表示する形式の電子譜面台の製作・販売を収益モデルとして提示した.実際,楽譜を扱っている音楽学校や演奏楽団などが抱えている共通の問題として,譜面の管理や利便性・視認性の確保は長い間指摘されてきたが,同社が提案した譜面電子化は楽譜管理作業の簡素化と管理コストの削減に貢献し,また独自のディスプレイは操作利便性と視認性の向上につながるものであることから,業界のニーズを充足させる事業モデルとしての将来性が非常に高いものと予想される.

以上のようなことを踏まえ審査した結果,アイテムの斬新さや的確なターゲット選定,そしてハードウェアとソフトウェアとの相乗効果等が高く評価され,今回最優秀賞に選出された.

各事業概要は以下のとおり(発表順).

MICS Communication Planning Office1. MICS Communication Planning Office  優秀賞
  代表者:小谷 征央,中村 祐介

音声,表情認識や人口知能を利用した新しいウェブマーケティング(リサーチ,モニタリング,ブログ広告など)によってBtoCのより深いコミュニケーションを可能とし,商品やサービスをより深く伝え,より効果的なマーケティングを実現する.

 

テクナビ2. テクナビ 優秀賞
  代表者:山口 義昭,白府 宙

希望するサイト運営者からWEBサイトを買い取り,リノベーション(改修)を行うことで「収益の上がる」または「閲覧者の多い」等の価値の高いサイトに育成した上で,運営希望者へ販売し売却益を得る.または自社管理下における運営を行い,収益を得る.

 

仁礼株式会社3. 仁礼株式会社 最優秀賞 ポピュラー賞
  代表者:記内 現

楽譜電子化および関連商品ビジネスを展開.譜面を電子的な画像データとして取り扱う電子楽譜を作成し,ダウンロード販売を行う.また,電子楽譜を薄型ディスプレイで表示する形式の電子譜面台の製作・販売を行う.

 

ファーピース株式会社4. ファーピース株式会社 優秀賞
 代表者:池田 徹平,橋本 卓也,杉本 香七,瀧口 健史,飯野 一

愛犬家をターゲットとしたPC/モバイルサービス「dogloger」の提供.散歩道の記録,歩行距離・消費カロリー測定機能などにゲーム性を取り入れた 楽しみながら愛犬の健康管理ができるツールや,SNSで愛犬のアバターや親兄弟犬探しなどバーチャルな楽しみや 飼い主同士の情報交換ができる場を提供する.

 

テクナビ5. ライフサポートロボット株式会社 優秀賞
 代表者:安藤 健

人手,時間が不足している医師・理学療法士に対し,患者が自発的に歩行訓練を行える独自開発のルームランナを用いて高齢者毎の最適なリハビリプログラムを提案するコンサルティングを行う.



 また,惜しくも入賞を逃したものの優れたアイディアで健闘したプロジェクトについて「アイデアパネルセッション」と銘打ち,事業計画をパネル展示していただいた.

アイデアパネルセッション発表
OpenMind

Open Mind

自閉症患者およびその家族を対象として,喜怒哀楽を認識して感情を可視化する技術を利用した商品の製造・販売のプロジェクトで商品を通じ,家族が自閉症患者の感情を理解することによってコミュニケーションの円滑化を図る.

篠木 謙佑,仲 志織,藤ノ木 めぐみ

 また,一次選考通過した事業計画の一部を以下に紹介する.

芸妓カフェ 〜おいでやす〜

芸妓カフェ 〜おいでやす〜

京都の観光名所近辺で,芸妓の扮装をした店員がホールを担当する『芸妓カフェ』を経営し,お茶や和菓子などを提供する.

京都産業大学 経営学部 久保亮一ゼミ
中尾 圭伸,山川 亜優,青柳 惣太,濱田 翼,原 拓也

Child Project

Child Project

京都を訪れる修学旅行生を対象にオリジナルTシャツを販売.売上の一部を児童養護施設に寄付する.

京都産業大学 経営学部 久保亮一ゼミ
立川 雄介,川崎 達也,岡部 恵美,田中 志朗

●たくさんのご応募ありがとうございました●


第11回早稲田ベンチャーフォーラム<大学発ベンチャーの事業計画発表会>
共催:早稲田大学アントレプレヌール研究会 早稲田大学 産学官研究推進センター/インキュベーション推進室
後援:日本ベンチャー学会 (財)日本立地センター 独立行政法人 中小企業基盤整備機構
協賛: ウエルインベストメント(株) Dr. Robert J. Shillman Entrepreneurship Program

 

 早稲田大学アジア太平洋研究センターでは、1998年4月1日より大学院アジア太平洋研究科を開設し、 国際経営学専攻においてベンチャー企業を輩出すべく各種の教育活動や支援活動を行っておりますが、 この講座に付け加える形で受講者だけでなく、広く一般から事業計画を公募いたしました。
 応募された事業計画は、当センターの教授陣を中心とする審査員によって審査され、数段階の審査を経て、「早稲田大学アントレプレヌール研究会 国際シンポジウム」の「早稲田ベンチャーフォーラム」でプレゼンテーションしていただき、 上位者が表彰されました。
 

計画中から設立3年以内の各大学のTLO、ベンチャー・ビジネス・ラボ、インキュベーションセンターなどからの事業計画発表会


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